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リプレイ [本2006]

リプレイ

リプレイ

  • 作者: ケン・グリムウッド
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1990/07
  • メディア: 文庫

コメント欄で紹介していただき購入。

あらすじ
死んだと思ったら記憶持ったまま大学生の頃の自分に。
未来の記憶を持って人生やり直しもの。

セーブしたところからやり直し的な感じで、最初は人生をサクサクと攻略して行きます。
そして、死んだらまた大学生時代から。
リプレイと言うかループと言った感じで大学生時代から人生を繰り返し。
何回繰り返すの?と言うぐらい繰り返すので最後どうなるのか全く予想もつかずなかなか楽しめました。

自分が同じ境遇だったらどうだろうとか考えてみた(というよりきっとこの作品読んだら誰でも考えさせられる気がする)のですが、何回リプレイしてもゲームばっかしてるような気がします。


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薩南示現流 [本2006]

薩南示現流

薩南示現流

  • 作者: 津本 陽
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 文庫

表紙買い。

刀振る速度が全ての示現流の剣客話が5篇。

■刀を速く振るポイント
1.左手は添えるだけ。
2.左ひじは動かすな。
3.朝3000回、夕8000回、毎日刀振れ。

示現流ですが、分かり易いです。
「敵より速く刀振れば、先に切れるから100%勝てるんじゃね?」
を実践した流派。

話はどれも大変興味深く楽しいのですが、台詞が薩摩弁?なので無学な私には8割ぐらいしか理解出来なかったのがちょっと残念。
例えばこんな感じ。

「とても、打ち込む隙はあいもはん。こらえったもんせ。拙き手のうちにて、はずかしかことでごわす」

剣客好きは読んで見るとこらえったもんせ。


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ダ・ヴィンチ・コード [本2006]

ダ・ヴィンチ・コード(上)

ダ・ヴィンチ・コード(上)

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 文庫

ダ・ヴィンチ・コード(中)

ダ・ヴィンチ・コード(中)

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 文庫

ダ・ヴィンチ・コード(下)

ダ・ヴィンチ・コード(下)

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 文庫

きっとみんな読んでると思うのであらすじは書きません。

唯一不満点があるとすれば、上中下巻の表紙が同じことぐらい。


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てのひらの闇 [本2006]

てのひらの闇

てのひらの闇

  • 作者: 藤原 伊織
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 文庫

作者買い。

あらすじ
課長大暴れ。

暗い過去を持つ課長が裏家業の人達を相手に暴れます。

藤原伊織の作品は先が全く読めなくて大好きです。
全ての作品を呼んだわけじゃないのですがどれもこれも共通するものがある気がします。
1.主人公が無茶をする。
2.でも、無茶する理由が希薄。
3.主人公が女性に好かれる。けどストイックで興味ないねという態度。
4.主人公に暗い過去がある。

この作品も何故か主人公である課長が風邪をひいてて熱があるって設定になっていて、
「そんな熱あるのに無茶しないで!」
的なことを言われながら無茶します。

これだけ書くと、無茶苦茶な話のように感じられるかも知れませんが、話はしっかり筋が通ってます。

大変面白かった。


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不安な童話 [本2006]

不安な童話

不安な童話

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 文庫

作者が恩田陸なので購入。

あらすじ
昔起きた殺人事件の犯人探しもの。
他人の記憶を読んだりとか超能力的エッセンスあり。

主人公が展覧会に行って絵を見たら気絶して、私は昔殺された人の生まれ変わりかも?とか勘違いしたりされたりして、他人の記憶が読めるなら昔殺された人を殺した犯人分かるんじゃない?って展開になって犯人探しをするために、昔殺された人の知人に会って行きます。

普通に面白かった。


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センセイの鞄 [本2006]

センセイの鞄

センセイの鞄

  • 作者: 川上 弘美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/09/03
  • メディア: 文庫

作者が川上弘美なので購入。

あらすじ
40歳ぐらいの女性と70歳ぐらいのセンセイの恋愛物語。

面白すぎて2回読みました。
最後のシーンは5回ぐらい読み返しました。
今まで読んだ恋愛もので一番かも。

読んだ後、複雑な気分になれる良い小説。


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六番目の小夜子 [本2006]

六番目の小夜子

六番目の小夜子

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 文庫

自分の中で、恩田陸がブームなので購入。

あらすじ
ある高校の変な慣習?行事?の話。
学校の怪談2.0って感じ。

舞台が高校ってだけで、読んでいてなんとも懐かしい気分になりました。
どうやら作者のデビュー作らしく、説明不足な部分(なんで沙世子が野犬けしかけられたりすんの?等)はありましたが、先が読めなくてとっても面白かった。

最初に出版された際は、すぐに絶版となってしまった不遇の作品だったようです。
面白さが再認識されて(それとも作者がメジャーになって?)復刊したと言う幸運な作品。


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午前三時のルースター [本2006]

午前三時のルースター

午前三時のルースター

  • 作者: 垣根 涼介
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 文庫

本の帯に山本周五郎賞受賞と書いてあったので購入。
山本周五郎賞がどんなものなのか分からないのですが、まぁ賞受賞するぐらいだから面白いのでしょう。と思って買って見ました。
ちなみに、今調べてみたところ
すぐれた物語性を有する小説に贈られる文学賞。
らしいです。

あらすじ
行方不明の父親を探す異国冒険もの。
語り手の一人称が「おれ」だからなのかハードボイルドでストイックな感じ。

とっても読みやすく面白かった。


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ねじの回転 [本2006]

ねじの回転―February moment (上)

ねじの回転―February moment (上)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 文庫

ねじの回転―February moment (下)

ねじの回転―February moment (下)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 文庫

表紙とタイトルから内容が想像がつかないので購入。

読んでみたら、タイムスリップ歴史改変もの。

「タイムスリップできるようになったぜぇ!」
「今をより良くするために過去を変えようぜ!」
「良いねぇ!過去改変!」
なんてことをしたら、やたら酷いことになってしまったので、
「やっぱり元にもどしましょう。」
と四苦八苦する話。

過去を元に戻す過程で、
データベースで言うところのコミットとロールバック
ゲームで言うところのセーブとロード
に似た概念(確定と不一致)があって、なかなか斬新でありました。
修復する出来事が「二・二六事件」なんで、近代史とか好きな人はより楽しめるかも。
自分は「二・二六事件」の知識が全くなかったけれど、そこそこ楽しめました。


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