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ヒートアイランド [本2005]

ヒートアイランド

ヒートアイランド

  • 作者: 垣根 涼介
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 文庫

表紙とタイトル買い。

ストリートギャング VS プロの裏金強盗団 VS ヤクザ
の抗争もの。

全体通してストイックでハードボイルドなのであんまり突っ込みどころがありません。

映画に例えるとLOCKSTOCK & TWO SMOKING BARRELSの舞台を日本にして、ちょっとユーモア少なくしてファイトクラブの要素を足した感じのストーリー。

なかなか面白かった。

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溺レる [本2005]

溺レる

溺レる

  • 作者: 川上 弘美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 文庫

蛇を踏む龍宮を書いた人の小説。

タイトルの「レ」だけがカタカナってところがポイント。
やっぱりシュールな話。

なんに溺レるのかというと「アイヨク」に溺れて「アイシテルンデス。」とロボっぽく連呼する話他、7編の短編。
吉田戦車が官能小説書いたらこんな感じになるのではと言う内容。

例えば、一行目からこんな感じ。
うまい蝦蛄(シャコ)喰いに行きましょうとメザキさんに言われて、ついていった。
なんで、シャコ?ねぇなんで?とか思ってニヤニヤするのは自分だけなんでしょうか。

ちなみに、伊藤整文学賞を受賞した作品らしいのですが、審査員もきっとシュールさ加減にニヤニヤしながら読んだに違いないと思います。


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駿河城御前試合 [本2005]

駿河城御前試合

駿河城御前試合

  • 作者: 南條 範夫
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 文庫


漫画シグルイの原作と言うことで復刊した剣客小説。

11試合+後日談の12編の短編集。

大抵の話が
1.どうして2人が試合をすることになったのかを語り
2.特訓等を行い
3.試合場面
と言う構成。
特訓等はないパターンもあり。

面白いと思ったのが、肝心の試合の場面が大抵2ページ程度なこと。
1、2の話があくまでメインで「どっちが勝つのだろう」と読者をワクワクさせておいて、試合の場面で結果を知ると言う感じ。

大変面白かった。


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ハル [本2005]

ハル

ハル

  • 作者: 瀬名 秀明
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/10/07
  • メディア: 文庫

タイトルから内容が想像できないので購入。
「BRAIN VALLEY」と同じ作者だったことも購入要因。

手塚治虫インスパイアなロボット小説。
小説中に出てくる手塚治虫ランドは行ってみたいと思いました。

あと、本の内容とはあまり関係ないのですが、ロビタが欲しいです。

手塚治虫の漫画は結構読んだことがあるので、面白かった。


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BRAIN VALLEY [本2005]

BRAIN VALLEY〈上〉

BRAIN VALLEY〈上〉

  • 作者: 瀬名 秀明
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 文庫

BRAIN VALLEY〈下〉

BRAIN VALLEY〈下〉

  • 作者: 瀬名 秀明
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 文庫

表紙買い。

脳の研究所でいろいろ起こる話。
脳の仕組みも分かるお得な内容。

ちょっと長かったけれど、普通に面白かった。


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蛇を踏む [本2005]

蛇を踏む

蛇を踏む

  • 作者: 川上 弘美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 文庫

タイトルから全く中身が想像できないので購入。

シュールな短編が3篇。

このシュールさは最近読んだ「龍宮」に似てるなぁと思ったら同じ作者でした。
芥川賞を取っているようですので、優秀な純文学らしいのですが、
もうこのシュールさ加減にニヤニヤしっぱなしです。

どうシュールなのかと言うと「ヌ・ギッツィーニ」と言う日記サイトの文章と似ている気がします。特に最初のころ(2004年あたりのログ)の文章のシュールな雰囲気が近い気がました。

この作品も「龍宮」も大変気に入ったので「川上 弘美」の作品を追っかけてみようと思いました。


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画図百鬼夜行全画集 [本2005]

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

  • 作者: 鳥山 石燕
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/07/23
  • メディア: 文庫

妖怪好きなので購入。

石燕の妖怪画を文庫サイズで楽しめる逸品。
どれもこれもユーモアのある形状をしていて眺めていて飽きません。

小学校のころ「XX大百科」とか文庫本サイズの大百科シリーズを好んで読んでいたのですが、そのときの気持ちを思い出しました。

妖怪好きの方はおさえておくと良いです。


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図書室の海 [本2005]

図書室の海

図書室の海

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 文庫

タイトル買い。

10つの短編。

どれもプロローグで終わっている感じ。
どうやら大半が他の物語のサブストーリーらしいので、この作者の小説を他にもいろいろ読んでいたらもっと楽しめたのかも。
全体的に懐かしい雰囲気。高校を舞台にしているものが多いからかも。

「イサオ・オサリヴァンを探して」の続きが気になるのですが、本編にあたる小説はない様子。

普通に面白かった。


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パーク・ライフ [本2005]

パーク・ライフ

パーク・ライフ

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: 文芸春秋
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 文庫

表紙が黄色くて目立っていたので購入。

この文章を書くために表紙眺めていて、帯びの「芥川賞受賞作」の文字に今気がつきました。
「芥川賞」の選考基準って何なのでしょう?と思って検索してみたら、

純文学短編作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。主に無名もしくは新進作家が対象となる。

と言うことらしいので、この小説は優秀な純文学のようです。

短編が二つ収録されています。

□パーク・ライフ
あらすじ
仕事の合間に公園で休憩する習慣のある会社員が、電車内でちょっとした関わりを持った女性と公園でばったり会って知り合いになる話。

大雑把に書くとこれだけの話なんですが、すごく文章が読み易いのと、なんだか良く分からないのですが面白かったです。

□flowers
職場のちょっと変わった同僚とのやりとりの話。

パーク・ライフよりは遭遇する出来事が派手な印象。
これも、なんだか良く分からないのですが面白かったです。

結論:
優秀な純文学はなんだか良く分からないけど面白い。


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流星ワゴン [本2005]

流星ワゴン

流星ワゴン

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 文庫

tracker's burrowさんのこの記事で紹介されていたことと、表紙の雰囲気が気に入ったので購入。

久々に本を読んで落涙しました。

親子愛ものに弱い方は読んで泣いたら良いと思います。


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