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203号室 [本2005]

夏は怪談話の季節でしょ。やっぱり。
と言ってもまだ初夏で時期はずれですが。
そう言う話が苦手な方は以降の文章読まないでください。

203号室

203号室

  • 作者: 加門 七海
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2004/09/10
  • メディア: 文庫

タイトル買い。平積みしてあったので思わず手にとってしまいました。
内容は、オーソドックスなホラーもの。
あらすじ:
引っ越した部屋(203号室)で「変なこと」がいっぱい起きて最後はドカーン。

この「変なこと」なんですけど、高校時代に「変なこと」が起きるマンションに住んでる知り合いがいて、いろいろ話を聞いたんですが、その時聞いた話と類似点が多かったところにリアリティを感じました。
・床の一部が生暖かいことがある。(203号室と一致)
・部屋の中で他に誰もいないのに足音がする。(203号室と一致)
・お札貼ったら変なことが一時的に収まったけど、しばらくたって昼寝中に他に誰もいないのに肩叩かれて起きたらお札剥がれてた。(203号室と類似)
・寝てるとベットがゆれる。
・週刊少年ジャンプのページが風もないのに勝手にめくれる。
・家族全員で夕飯食べてたら、玄関で「ただいまー」って声がしてドアが開閉する音。でも、誰もいなかった。
・知り合いが友達に「おまえん家に電話かけたら、知らない人が出て「XXなら死にました。」とか言われたんだけど、変な親戚でも住んでるの?」と言われた。その電話があった時間帯に知り合いは家にいた。

小説と違うのは、最後にドカーンとかすごいことが起きていないこと。
きっと、全部プラズマの仕業です。
友人ではなく、知り合いなので連絡とかは取っていないのですが、普通に就職して働いているそうです。

あと、中学校の時、友達と歩いてたらいきなり「ひゃぁっ!」とか言って走りだして、「どうしたの?」って聞いたら「突然、耳元で”うふふっ(はあと)”って女の人が笑う声が聴こえて…。」ってこともありましたね。
それもプラズマの仕業なんですけどね。

関連記事見てたら興味深い記事を発見。
■ちょっとマジでゾッとしたんだけど・・・(H.R.Sニュー速VIPブログ経由)
http://issei.blog4.fc2.com/blog-entry-167.html

この怪談話は怖いというか不思議です。新しいです。
意味不明なちょっと気味の悪い文章が、3年後の書き込みと繋がって…。
正直、203号室よりも面白かったです。

■死ぬほど洒落にならない話優秀作品
http://www2.csc.ne.jp/~okaruto/kowaisakuhin.htm

とりあえず、全部読んで見た。「温泉で」が一番きたかも。


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