溺レる [本2005]
タイトルの「レ」だけがカタカナってところがポイント。
やっぱりシュールな話。
なんに溺レるのかというと「アイヨク」に溺れて「アイシテルンデス。」とロボっぽく連呼する話他、7編の短編。
吉田戦車が官能小説書いたらこんな感じになるのではと言う内容。
例えば、一行目からこんな感じ。
うまい蝦蛄(シャコ)喰いに行きましょうとメザキさんに言われて、ついていった。
なんで、シャコ?ねぇなんで?とか思ってニヤニヤするのは自分だけなんでしょうか。
ちなみに、伊藤整文学賞を受賞した作品らしいのですが、審査員もきっとシュールさ加減にニヤニヤしながら読んだに違いないと思います。
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