グレイヴディッガー [本2005]
同じ作者の「13階段」がまぁまぁ面白かったので買って見ました。
無茶苦茶な話の方が好みなので「13階段」よりも面白かったです。
あらすじ
前科持ちの主人公が「骨髄ドナーに選ばれちゃいました」と思っていたら、謎の軍団に命狙われて逃げまくりで、鉄仮面にマントの怪人も追っかけて来てなんか大変。という話。
昔起きた未解決殺人事件、現在進行形で起きる猟奇殺人、謎の軍団に追われる逃走劇等々、詰め込めるものはありったけ詰め込んでみました。と言った印象。
これだけいろんなモノ詰め込んで、結構派手なアクションシーンなど絡めつつ、それぞれが大きな破綻も見せず消化されてます。
強いて言えば、鉄仮面にマントの怪人の復讐の動機が弱い気が。
猟奇殺人と言う要素を入れるために無理矢理、鉄仮面とマントを被せてみました。という感じがしないでもないですが、単純に面白いので買って損はないと思います。
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