13階段 [本2005]
死刑囚の冤罪を晴らすために、元刑務官と前科持ちの青年が奔走する話。
冤罪晴らしもの。そんなジャンルがあるかどうかは知りませんけれど。
私は、賞取ったとか、有名作家が絶賛とか、なんか本屋で平積みされているというだけの理由で本を買う傾向にあるのですが、この作品も宮部みゆき氏が絶賛であり、江戸川乱歩賞を取っているだけあって、かなり面白かったんだけれども、すごく手堅い印象。
日本の死刑制度の現状とか、問題点に触れるのだけれども、ソリューションが語られていないのでちょっと深みが足らない感じがしました。
「ソリューション」って単語をムリクリ使ってみたものの、使い方あってるか不安なのですが、あまり気にしないことにします。
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